明星大学通信教職課程 4年次 英語コース
久しぶりの更新。
2年間で卒業できるプログラムである通信制の教職課程学習だが、第1子の育休中に開始、時短復帰、第2子妊娠、出産、育休、からの現在時短で仕事復帰済みであっという間に在籍も3年目に突入。
レポート単位は取り切り、残すは介護体験と教育実習のみ。
自己研鑽の一環で始めた通信制教職課程、具体的にこれを活用し転職するかもまだ悩み中だが、実習に行って免許状をとるには現職の上司に相談する必要あり。。。
さんざんどう思われるかビビり、まだ上司との関係性も浅いため打ち明けるのが後手後手に回っていたが、意を決して相談すると「うちの会社、結構そういう人いるよね」とあっさり承諾。
拍子抜け。
思いのほか難航する実習校開拓
会社にも打ち明けたし、いざ、実習校探し!
自分の住むエリアは大学を通じた一括方式ではないため、実習を希望する学校に自分で電話し、アポをとってお願いに上がる自己開拓方式。
満を持して第1希望の学校に電話するも、担当者が何度電話してもつかまらん。どんだけ先生って多忙なの?!授業してるか、部活してるか、はたまた研修行ってるか、なんか用事で席を外してるか。電話口の先生にスケジュールを伺い、日時を決めてその時間に再度電話してもなんでかいらっしゃらない…。
さすがにこのたらい回しぶり、日時を決めているのに出なさ加減、すれ違いすぎる現状に怒りがわいてきた。
これ、一般企業でやったら即クレーム、しかも大クレーム案件ですよ。
背景にどのような現状があるはわからない。取り次いだ先生が適当だったのかも、本当に日々直前にスケジュールが変更され、電話一本にも出られないほど過密な予定の中で動いているのかも。私がこれだけ仕事の合間を縫って、時間を守って連絡していることも、担当の先生には全く情報が伝わっていないのかも…もしや避けられてる?いや、変なことしてないぞ?
まぁ、これはなにかご縁がないのだなと思ったけれども、折り返し連絡をいただける約束をしているのでとにかく待つかと気長に構えていると4日後やっと連絡が入った。しかも事前に何度も伝えていた電話の取れない時間帯に。
うん、ご縁ないな。これは天がやめておけと言っている。笑
気づいてすぐに折り返しかけると、やっと2週間越しに担当教師の声が聞けたwそして一言。
「うち、教育実習生定員がうまってるんです。」
(絶句。ですよね、これで受け入れてもらえるなんて思っていませんでしたよ。…にしてもこれを聞くまでに待ち続け、電話の都合をつけ続け、「とれる」といった時間帯は死ぬ気でケータイを肌身離さず、まるで内定電話を待ち焦がれる就活生のごとく待ち構えていた時間を返してくれ。)
とこれだけの想いが頭を駆け巡った1秒ののち、気持ちよくこちらも一言
「わかりました、ありがとうございました。」
しっかりと相手の電話が切れたことを確認ののち、通話切るボタンをおしましたとさ。ちゃんちゃん。
ご縁ある先にはトントン拍子に
その通話が終わってすぐに、半ばやけくそで事前に決めていた第2志望の学校に即電話。
すぐに教育実習生担当の教務主任が電話口に出てきてくれ、かくかくしかじか、30代も半ばの女の教育免許取得のジャーニーをお話しし、思いのたけを訴えると「まずお話を聞きましょうか」と言ってくれた。
初めはすでにかなりの人数の学生から打診があること、4年生で同年度中に採用試験を受けて教師を目指す人が優先されること、特に今年は英語の教員志望者が多いことを伝えられたが、ここで足を使って出向き、会っていただけるチャンスがあるなら行ける!と直感的に感じた
そして来てほしい日時は「明日」!すごいこの進展の速さ!急だな!笑
子供の預け先、夫との調整をぐわぁぁぁぁと1時間で行い、即返答
「いけます!行きます!」
いざ、面接…
仕事柄、生徒の前に立つことは日常茶飯事だし、面接対策を講師側でしているが、面接される側に立つのはいつぶりだろう。新卒の就活面接。英検の2次面接。転職時の現職の最終面接。
担当してくれたのは教頭先生だった。
フランクな空気を作ってくださり、当たり障りのない会話から教師を目指すきっかけ、塾と公教育の在り方の違い、今後やりたいこと、なぜ中学、なぜ公立なのかと、想定していたよりも突っ込まれた質問の数々。
言葉は詰まったが、思いのたけは伝えられたと思う。
そして私の答えに都度、感想や聞いた際の想いをフィードバックしてくださった。時々、思い出したように見せる笑顔が、意図的に、そして戦略的に挿入されたもののように感じ、ほっとするような、裏が読めずさらに身が引き締まる思いにさせられた。
あぁ、就活の時もそうだった。
自分の言うことを改めて耳で聞きながら、自分の心と口から出る答えを自然と照らし合わせている感覚。新卒就職時は、論理的に考えたその答えを口にするたび、真の心の声とのずれをひしひしと感じていた。反復練習と演者としての才能のおかげか、最終まで突破したけれど、実際働き始めても面接時から自分が嫌というほど感じていた本音と建前のずれはどんどん大きくなり、ついに抑えきれなくなって転職に至ってしまったのだ。
今回は、そのずれはなかった。
少しほころびはあるし、完全に練り上げられてはいないものの、本音だった。
そしてその思いに対し、包み込まれるようなフィードバックをもらうと、泣きそうになってしまった。きっと伝わった安堵感と受け止めてもらえたうれしさと、悩みまくった時間、思いがあふれそうになったから。
実習というチャンスに現場をのぞかせていただき、学びを得る。そして教員としてどのような環境に身を置きたいかを考え、決断していく。
この機会を自分の糧にさせていただくだけでなく、微弱ながらもこれまでの塾で培った自分の持てるものをギブスる精神で実習終了までを過ごしていきたい。
思いは全て伝えたと思うので、あとは天命を待つのみ。
結果は…
結果を待つ時間ほど、ゆっくり感じるものはない。
1週間が過ぎ、8日、9日とすぎていく…
無理ならはよ!無理と言ってくれ!次に当たるので!と思い、でも急かすように連絡するのも…2週間来なければ連絡しよう!とうずうずしていた矢先、ちょうど2週間が過ぎたころ突然の電話。
落ち着いた、冷静な、今度は教務主任からの電話。
結果がどちらにしろ、連絡は来るもんな。でもだめならここまで引き延ばさないよな?
結果は「内諾」!
「いいんですかぁ~?!」と聞き返してしまった。
完全に運。さすが、私はラッキーエンジェル
夫に、結婚直後から言われていた。
ラッキーエンジェル
確かに、これまでの人生、自分はかなり運がいい。滑り込みセーフを何度経験したことか。一発ぎりぎりOK,なんか最後はどうにかなる、願えば叶うみたいなことが節目節目で起こる。
そのたびにThank you God!と唱えてきた。それこそ、小学生のころから。当たり前のように。
今回もまさにそれ。
でもどっか大丈夫な気もしていたけどね(←結果論w
とにかく今は、大きなチャンスと変化と気づきが得られそうな予感のする来年度が楽しみで仕方がない。子供たちよ、この1カ月はお熱を出さないでおくれ。そして夫よ、1カ月は頼むぞ。

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