限りある時間の使い方」オリバー・バークマン著から得た学び④

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特に自分に響いた箇所と感じたことをまとめる。半年後、一年後にこれを読んだとき自分はどう思うのか。そしてこれをヒントに未来の自分の時間に関する考え方、向き合い方はどうかわるのか。

③人生を生き始める5つの質問

いつもの育児を、ミーニングフルに

時間の流れる感覚というのは、どれだけ新しい刺激があるかで遅くの早くも感じ方が変わるという。

有限の時間。ただでさえ4000週間しかない短い人生、安定と保証があってもあまり変わり映えせず、刺激少なく、「あっという間に過ぎてしまった」というような体感の人生にしたくない。

本書では、会社員や子育て世代は日常がルーティン化しやすいが、それならばそのルーティンを2倍ミーニングフルに過ごすことを勧めている。

自分もこれを意識すると、明らかに自分の満足度に変化があった。子供の反応にもよい反応があった。

例えば、保育園お迎え→お風呂→夕飯までは戦争だ。このさなかに子供から抱っこを要求されてもこれまで私は応じないことが多かった。「ごめんー忙しいからあとでねっ!」すると二番目はひとしきり泣き、少しするとあきらめてTVを見る。私は泣き声を聞きながらイライラしながら家事を進めることになる。そこへ上の子から変な要求をされようもんならブチ切れるという構図。笑

先日、二番目の抱っこ要求にこたえてみた。

ギューッと全力でハグ。求められるまでハグしようと腹をくくっていると、1分もせず満足げにたたたっとおもちゃを採りに行く二人目。あ、もういいんですね?

本人も落ち着き遊び始めるし、私もハグでなんだか癒されたし、もちろん響き渡る泣き声もないため落ち着いた空間でその後も夕飯づくりが進められた。

拍子抜け。

この一つのことでほかのことも余裕をもって進められ、結果スムーズに夕飯が出来上がり、食事の介助も心穏やか。そこに帰宅するパートナーにも穏やかに接することができた。

朝の時間も試した。開き直って子供の要求に応えながら準備を進めても、これまで急かしまくっていたときとかかる時間はたいして変化がなかった。なのに私の心は穏やかだし、子供も落ち着いている。

なんだこれ。笑 

これまでの焦りとストレスが、無駄だったことが分かった。

選択に迷う際、問いかけたいこと

それは、

「自分を大きくしてくれる選択か、小さくする選択か。」

「快適な衰退よりも、不快な成長を選ぶべき」という鋭い一言が刺さった。

いつだって、自分の殻を破り、器を大きく成長させてくれる体験は不快が伴う。自分のキャパの限界に挑戦し、アップアップ沈みそうになりながらもがくことでコツをつかんだり器が広がっていくからだ。できない、力不足でふがいない自分を直視することになる。それが怖くて、多くの人は成長につながるとわかっていても変化を嫌い、チャンスをつかめず、やらない言い訳を探し、その理由にすべてを押し付けて行動しない自分を正当化する。

ある人は、
「気持ちが上がる選択をする」、「ワクワクする方を選ぶ」んだと言った。

左脳でいくら考えてメリットデメリットを比べても、心がついてこないことがある。少々、不安要素はあっても、やってみたい!という心の声と直感を選ぶ人生にしたい。

あえて不安になるもの、不快になるものを選択し、自分を大きく成長させてくれるもの=わくわくすると思える人間になりたい。

そして人生において重要だと思っていることに、きちんと時間と労力をかけていこう。頭では家族、夫婦が一番!と思いながら、一日のほとんどを仕事のことで頭がいっぱいになっていたり、家族と仕事を天秤にかけるようなことがたまにある。意識と行動を一致させる。

ここまで分割しながら全部で3点、自分に響きまくったメッセージをまとめてきた。こんなに時間の使い方、向き合い方という哲学的なことが響いたのは大学生以来な気がしている。

社会に飛び出てからひたすら走ってきて、多少の違和感や迷いを感じながらも立ち止まって周りを見渡したり情報を得ようと外部に目を向けることが今まで少なかった。

キャリアとしては第二章スタート。

母としては序章を終え、本編に入ってきたところか。

夫婦としては…?きっと3,4章といったところで物語の空気感が深まり、ぐんぐん物語が展開し始めているところ。もしくは新しい素性のわからない登場人物の登場により、今後の展開が大きく変わる予感がしている感じ。

きっと人生のクライマックスは最期を迎えてやっとわかるんだろうな。主人公として私はいろいろな体験をしまくって、プラスもマイナスも含めて最後に「あー楽しかった!」と感じたい。そして天国で何度も自分の物語を読み返したいな。

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